2018年1月27日に放送された王様のブランチの週末トラベルは、冬の青森でした。東京から八戸まで東北新幹線で約2時間45分と思ったよりも近い青森は、近年人気急上昇中の旅先です。2017年年末年始の国内旅行の人気上昇都道府県ランキングでは1位、国内のみならず海外からのお客さんも急増している注目の旅行先!雪と氷が生み出す自然のアートやノスタルジックな旅情感を味わえるレトロな街並み、市場で味わう冬の味覚など魅力いっぱいの青森が紹介されました。
八食センター
青森県の玄関口でもある八戸市は、太平洋に面しているため冬は晴れの日が多く、意外にも雪が積もる日は少ない場所です。青森県最大の港町でもある八戸でぜひ訪れたいのが八食センターです。全長170メートルの広々とした市場内には60以上の店舗があり、地元の漁港であがった新鮮な魚介を販売しています。
この時期のおすすめは、八戸産の朝獲れ生イカ(スルメイカ)や八戸前沖サバ、八戸産ホッキ貝。八戸はイカの水揚げ量が日本一!また、八戸前沖サバは、日本最北のサバ漁場である八戸の前の海で獲れたサバで脂ののりがとてもよく、日本一脂ののったサバともいわれるブランドサバです。ホッキ貝も弾力があり噛み応え抜群。市場内には立ち食いコーナーや市場で買った食材を炭火で焼いて食べることのできる七厘村があり、お皿や調味料などはそろっているので気軽に海鮮を炭火焼きで楽しめます。
キク
キクとは、タラの白子のことです。東北地方の太平洋側では、赤い筋が菊の花のように見えることから「キク」と呼ばれています。タラの白子を生で食べられるのも旬のこの時期、八戸ならではです。
- カキ 1個 300円
- キク 1個 300円
Photo by じゃらん
店舗情報
住所 | 青森県八戸市河原木字神才22-2 |
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TEL | 0178-28-9311 |
営業時間 | ・市場棟:9:00~18:00 ・味横丁:9:00~19:00 ・厨スタジアム:9:00~21:00 |
定休日 | 水曜 ※繁忙期は市場棟は営業 |
公式サイト | http://www.849net.com/ |
ととや烏賊煎
八戸市の三日町と六日町の間にあるみろく横丁には、26の小さな屋台が立ち並んでおり、旬の海鮮料理や青森の郷土料理を食べることができます。その中で旬のイカ料理を食べるならおすすめなのが、ととや烏賊煎です。
- いか刺 800円・税抜
- いかゴロ焼 980円・税抜
- 海の幸3点貝焼 1600円・税抜
- 八戸せんべい汁 500円・税抜
店舗情報
住所 | 青森県八戸市三日町10 八戸屋台村みろく横丁内 |
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TEL | 0178-45-5540 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://36yokocho.com/shop/1-1/ |
十和田神社
八戸から車で2時間ほどの十和田湖にある十和田神社は、東北最強のパワースポットと言われる場所です。平安時代の807年に坂上田村麻呂が創建したといわれる古社は、荘厳なたたずまいで空気も凛と澄んでいるように感じられます。この時期の雪化粧されたたたずまいもまた趣があります。
Photo by じゃらん
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋486 |
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TEL | 0176-75-2425 |
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
この冬、9年ぶりに冬季営業を再開した星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルは、自然とアートが調合した森に佇む小さな美術館をテーマにしたホテルです。館内には、奥入瀬を愛した芸術家である岡本太郎さんの作品が飾られています。巨大な暖炉「森の神話」が置かれたラウンジでは、青森名産りんごのスイーツや湧き水でいれたコーヒーなどがいただけます。
- 森の神話 1300円・税込
- 幸福りんごのミルフィーユ 1300円・税込
半露天風呂付の渓流ツインルーム は、インテリアをあえてシンプルにすることにより窓からの奥入瀬の自然の景色を存分に楽しむことができるようになっています。
Photo by 一休
氷瀑の湯は、日本初というこの時期しかはいれない露天風呂です。温泉の背面には滝が凍ったときにできる氷瀑、そして正面には奥入瀬の自然を見ながら幻想的な入浴を楽しめます。
Photo by 一休
お食事は約1800個ものりんごが並ぶウェルカムりんごセラーが出迎えてくれる青森りんごキッチンでいただくことができます。インテリアのモチーフはりんご、内装もりんごをイメージしているそうです。約80種類の料理が並ぶビュッフェスタイルのお料理の中には、りんごを使った鶏とりんごのクリーム煮やスモークサーモンがりんごの甘みを引き立てるサーモンとりんごのマリネなどもあります。また、牛バラ焼きなどの青森のご当地グルメやシェフが目の前で料理を仕上げてくれるライブキッチンもあり、出来立てアツアツの料理がいただけます。また、ここでしか飲むことのできないオリジナルシードル「奥入瀬CIDRE(2560円・税込)もおすすめです。
Photo by 一休
ホテル情報
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬栃久保231 |
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TEL | 0570-073-022 |
公式サイト | https://www.oirase-keiryuu.jp/ |
氷瀑スノーシューツアー
奥入瀬渓流ホテルでは、宿泊者限定の無料ツアーが開催されています。氷瀑スノーシューツアーでは、ブーツとスノーシューをはいて銚子大滝のすぐ近くにまで行くことができます。奥入瀬渓流は、特別保護地区なので夏の間は規制場所になっており銚子大滝のすぐ近くにまで行くことはできませんが、雪が積もっている冬の間だけ近くに行くことができ、氷瀑を間近で見ることができます。寒さがピークになる2月には見事な氷瀑を見ることができるそうです。
冬の奥入瀬渓流ガイドツアーでは、岩壁からしみでた水が凍り最大約20メートルの氷柱ができる馬門岩などを見ることができるほか、テンなどの野生動物に出会うことも珍しくありません。また、夜には氷瀑ライトアップツアーも行っており、千筋の滝の氷瀑や馬門岩のライトアップされた幻想的な姿を堪能することができます。
Photo by 一休